30代エンジニア転職への道 - メンター選びの失敗から学んだこと
公開日時:2024年12月02日
みなさん、こんにちは!前回、模写コーディングでの苦労についてお話しした、シミティーです。
今回は、独学の限界を感じて見つけた「Menta」というメンターサービスでの経験をお話しします。
メンターとの出会い
模写コーディングでの壁を感じていた時、Mentaというサービスを見つけました。
現役のエンジニアなどにサポートしてもらえるというものです。
私が選んだメンターさんは、
- 未経験者も受け入れてくれる
- HTML/CSSのサポートをしてくれる
- 転職までの長期的なサポートもしてくれる
まさに私が求めていた条件にピッタリだと思い、期待を膨らませていました。
月額25,000円と決して安くはないですが、プログラミングスクールに通うことを考えたら、試しにやってみるのはアリだと思いました。
実際のメンタリング
模写コーディングのサポートは、主に成果物をzipファイルで送って、仕上がりを見ていただく形でした。
しかし、ここで大きな課題に直面することになります。
コミュニケーションの壁
テキストベースのやり取りだけでは、
- 私の「分からないポイント」がうまく伝わらない
- メンターさんからの「アドバイス」も十分に理解できない
チャットで質問することも可能でしたが、初学者にとってテキストでの質問はハードルが高いんです。
そもそも「分からないことが分からない」状態になることも多くて...。
ただ、テキストベースでのやりとりは、今や当たり前となっているので、これに関しては慣れていくしかないのかなとも思っています。
見えてきた本当の不安
そんな中で、私が一番不安に感じたのは「転職するまでどう進めていくのか」というロードマップが見えてこないことでした。
とはいえ、まずは目の前の課題である模写コーディングを終えることを優先。
そして模写が終わったあと、フロントエンドとサーバーサイド、どちらに進みたいですか?
とメンターさんから質問されたんです。
転職を目指していた私は、まず市場での需要を聞いてみました。
すると「JavaScript」を勧められ、これがきっかけでフロントエンド開発、特にJavaScriptを中心に学習していくことに決めました。
開発の2つの方向性
プログラミング初学者の方のために、簡単に説明させていただくと
フロントエンド開発
- Webサイトの見た目を作る部分
- ユーザーが直接触れる画面の開発
- HTML、CSS、JavaScriptが主な言語
サーバーサイド開発
- Webサイトの裏側を作る部分
- データの処理や保存などを担当
- PHP、Ruby、Pythonなどが代表的な言語
以上がフロントエンドとサーバーサイドの違いの説明になります。
JavaScriptでの挫折
JavaScriptの学習を始めたものの、またしても壁にぶつかりました。
メンターさんの指示通りドットインストールで学習を開始したものの、全然理解ができない...。
JavaScriptの学習からロジカルな部分がでてきて、HTML/CSSと比較すると一気に難易度が上がった気がしました。
これは私だけの問題ではなく、多くのプログラミング学習者がJavaScriptで躓くポイントなんだそうです。
それもそのはず、HTMLとCSSは「見た目を作る」という感覚的な部分が強かったのに対して、JavaScriptは「プログラムの動きを作る」という論理的な思考が必要だったんです。
画面の要素を取得して、クリックしたら動かして...。 頭では分かるんですが、実際にコードを書こうとすると、どうしていいか分からない。
こうして、私は再び大きな壁の前で立ち止まることになりました。
メンターさんのサポートも薄く、いつしか壁を感じるようになっていました。
まとめ
この時期は本当に苦しかったです。 毎日のように「このまま続けていけるのか」という不安と闘っていました。
いよいよ挫折しそう...
そんなときに新しいメンターとの出会いがありました。
この新しい出会いがあったことで、振り返ってみると、この経験は無駄ではありませんでした。
「メンター選び」の重要性を、身をもって学ぶことができたからです。
さて次回は、新しいメンターとの出会いと、そこから始まった本格的な学習についてお話しします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!