💼

30代エンジニア転職への道 - 業務委託という選択

公開日時:2024年12月08日

こんにちは、シミティーです。前回は、Vue.jsでのポートフォリオ開発についてお話ししました。今回は、いよいよ転職活動編です。

特に、私が選んだ「業務委託からのキャリアチェンジ」という戦略についてお話しできればと思います。

幸運な出会いと戦略的な判断

私は本当に運が良かったと思います。

日々の努力とポートフォリオが評価され、メンターから直接、仕事を紹介していただけることになったんです。

ただし、その形態は業務委託契約でした。

ここで二つの選択肢がありました。

  • すぐに正社員として転職を目指す
  • 一度、業務委託として実務経験を積んでから正社員を目指す

私は後者、つまり「業務委託からスタート」という道を選びました。

なぜ業務委託を選んだのか

まず、業務委託と言ってもいわゆる「週2-3日の副業」ではありません。

現職を退職して、フルタイムで働くことが前提となります。

つまり、勤務時間は正社員に近い形で、雇用形態が業務委託という状況です。

ただ、この選択には、いくつかの戦略的な理由がありました。

メリット

  • 実務経験を積むことができる
  • 職場の雰囲気を知ることができる
  • スキルと相性を確認できる
  • 正社員転職時の実績になる

デメリット

  • 雇用の安定性が低い
  • 福利厚生面での制約
  • 社会保険の自己負担
  • 収入面での不安定さ
  • キャリアの説明が必要
    • 正社員転職時に理由の説明が必要

特に重視した点

  • 本当にエンジニアとして働くことが自分に合っているのか?
  • どんなスキルが実務で必要とされているのか?
  • 自分の課題は何なのか?

これらを実際の現場で確認できることは、大きな利点だと考えました。

決断の理由

これらのメリット・デメリットを考慮した上で、以下の理由からアルバイトを選択しました。

  1. 実務経験の重要性
    • ポートフォリオだけでなく、実際の開発経験を得られる
    • チーム開発の実践的なスキルが身につく
  2. リスク管理
    • 適性の確認ができる
    • 万が一の場合の切り替えが容易
  3. 長期的なキャリア設計
    • 実務経験を活かした次のステップが描ける
    • より良い条件での正社員転職を目指せる

なにより、僕の場合は30代未経験からの転職を目標としてたので、周りとの差別化を測るには、多少でも実務経験を積むほうがプラスになると考えたんですよね。

実務経験があることで、

  • 面接での具体的な話ができる
  • チーム開発の経験をアピールできる
  • 技術スタックの理解度をアピールできる

などのメリットがあり、転職活動においてアピールポイントになると考えました。

まとめ

業務委託という形態は、確かに不安定な面もあります。しかし、30代での未経験転職という挑戦において、実務経験を得られる機会は非常に貴重だと考えました。

次回は、新人エンジニアとして実際に働き始めてからの経験、給与などについて詳しくお話ししていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

前の記事へ
次の記事へ